会計人コースWebに記事を寄稿しました!

書評 シンプルな学習法 / 河野玄斗著

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みなさん、こんにちは。ひろりんです。

書店でいろいろな本を探しているうちに、内容に「共感できる」勉強法の本を見つけました。

目次

東大医学部在学中に司法試験も一発合格した僕のやっている シンプルな勉強法 / 河野玄斗著

一生ものの“武器”を手に入れよう。勉強こそコスパ最強の“遊び”だ!東大理3、司法試験、英検・数検1級合格…数々の実績を持つ著者が教える、誰でも使えて結果を出せる、超効率的勉強法をこの1冊で網羅!テレビ出演多数・現役東大医学部生が全スキルを初公開!
(「BOOK」データベースより)

河野玄斗さんという方。
みなさん、ご存知でしょうか?

私は最初この本を手にしたとき「どこかで見たことあるな」という感じでした。
それがテレビの「クイズ番組」だったことはすぐにわかりました。

ちなみに、Twitterでも情報発信をされています。

このようなブログを運営しておいてなんですが、いわゆる突出した「天才肌」な人の勉強法には懐疑的な気持ちが少なからずありました。
どこかその人の持つ、生来の能力が関係しているのではないか。
私のような凡人にはとてもマネできないのではないか。
これまでも勉強法に関する本は何冊か読んだことがありますが、なかなか共感できるものに出会いませんでした。

しかし、この本をたまたま書店で手に取って、少し読んでみたところ、中身の体裁が「横書き」で読みやすい。
パラパラめくってみると、太字で書かれている方法が「自分でも実践できそうかも」と瞬時に感じました。
なにより、これまで自分が実践してきた方法と被っている部分が多かったんです。
それがなんだか嬉しくなりました。

モチベーション

河野さんは「勉強の楽しさ」の重要性について書かれています。
私も勉強には「楽しさ」が必要だと考えています。

そして勉強を楽しむには「できるループ」に入ること。
勉強が嫌いな人は「できるループ」を回せていない。「できないループ」に入っているそうです。

自分のレベルに合った勉強で回していき、できるをたくさん積み重ねる。
その結果、勉強が楽しくなる。その繰り返し。
この「できるループ」を自分の中で、ゲーム化する有効性も書かれています。
それはタイムアタックであったり、スコア、チェックリストの活用です。

逆算勉強法

これは実践している人も多いのではないでしょうか。

まずは試験日を確認する。
そこから大まかな勉強計画を作成して、さらに週単位、日単位で計画を落とし込む。
そして定期的に進捗を確認する。予定通りにいかなくても気にせずに、都度修正していく。

要約すると、このような感じですが、詳しく知りたい人はぜひ読んでみてください。

この試験日、ゴールを明確にするのは、私も特に重要だと思います。
そこから逆算して、あと何日あるのか、土日などの休日は何日か、1日何時間勉強できるのか。
テキストと問題集を眺めて、各単元に何日を費やすのか。

しかし、ある試験に対して、初めての勉強であれば、各単元がどのくらいの難易度かわかりません。
また各単元の試験での重要度も変わってきます。
計画がずれたら、その時はその都度修正していけばいいんです。
「計画は変わるもの」と初めから思っておいた方が気楽だと思います。

「木を見て森を見ず」という有名なことわざもあります。
まずは俯瞰(ふかん)して、試験の内容を調べて、勉強計画を作ってみましょう。

独学の意識

河野さんは「独学」の重要性にも言及しています。

講義はあくまでサプリメントのようなもので、自習の時間を作ることが大事。
講義もすべて受講する必要はないと。

私も経験がありますが、講義が予定されていると、すべて受講したくなります。
受講しなかった回に「何か特別なことを先生が話すのではないか」などと不安があったからです。
そして講義に出席している他の受講生のことも気になりました。
他の受講生に追い越される感覚、といえばわかりやすいでしょうか。

私も独学の期間がかなりあります。
ただ、自分で考え抜く癖のようなものが身につきました。

まとめ

他にも書きたいことはたくさんあります。

私がこの本の中で、特に共感できたのは、この3つです。
①できるループを回すこと
②逆算勉強法の重要性
③独学の意識を持つこと

その根底にはやはり「勉強を楽しむこと」があるのではないでしょうか。

この本の中で書かれている「方法」のひとつひとつは決して難しいものではないと思います。
しかし、この方法を組み合わせて、継続していくのが難しいことなのだと思います。

河野さんの勉強法について気になった人は、ぜひ読んでみてくださいね。
少なくとも私にとっては参考になることがたくさんありました。
勉強法に関する本を誰かに聞かれたら、迷わず、この本を薦めると思います。

中学生、高校生の親御さんが、お子さんと一緒に、この本を読んでみるのもオススメです!

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

ひろりん
最短合格の東大生プライベート塾・家庭教師【登竜会】



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この記事を書いた人

関東在住のアラフォーの男性です。
趣味は読書・企業分析・デジタル勉強法の研究。

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