【書評】「超」独学法【野口悠紀雄】

【書評】「超」独学法【野口悠紀雄】

今日は下記の書籍を紹介したいと思います。

野口悠紀雄さんの書籍はこの他にも数冊読んだことがありますが、どの書籍もわかりやすく頭にスッと入ってきます。

AI時代の新しい働き方を実現するために最も重要なスキルが、「超」独学法である。経済学、英語、ファイナンス理論、仮想通貨、人工知能など、どんなジャンルも独学できた最先端かつ最強の勉強メソッドを初公開。
(「BOOK」データベースより)

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独学はプッシュではなくプル

独学は受動的にプッシュされるのではなく、能動的にプルする勉強法だと書かれています。

独学は継続が難しい、カリキュラム作成が難しい、仲間が作りにくい、などのデメリットについても言及されていますが、現在はネットも普及しています。

SNSを上手に利用すれば、そこで同じ目標を志す仲間を見つけて、お互いにモチベーションを高めたり、維持することができます。また、先人の経験や知識を参考にしながら、カリキュラムを作成することも以前より容易になってきています。

とにかく始める!

何か新しいことを始めるときは慎重になる人が多いと思います。

そこにはお金の問題や時間の問題などが絡んでいることも多いです。ネット環境が整っていない時代であれば、その「壁」は高かったかもしれません。

独学か通学かを天秤にかけた場合、独学ではプルする手段が紙の書籍しかほぼありませんでした。そうなれば通学を選択することになり、受講料や交通費や通学時間も考慮しなければなりません。仕事をしていれば残業が発生することもあるでしょう。

通学講座に申し込みをしても、通えなくなる可能性もあるわけです。となれば、容易に何かの資格を取るために学校に通うと決めることは難しくなります。

しかし、今は違います。

このブログを読んでくださっている方もスマートフォン(以下、スマホ)からアクセスしてる方が多いのではないでしょうか。グーグルなどの検索エンジンから辿り着いた方、またTwitterなどのSNSのリンクから辿り着いた方がいらっしゃると思います。

何かを調べようと思えば、手元のスマホですぐに調べられるわけです。そして情報はいくらでも手に入ります。中には間違った情報などもあり、それらの情報に信ぴょう性があるかなど、十分に気を付ける必要はあります。

それでも以前は有料だった情報が、無料で質の高い情報がたくさんネットには転がっています。事実、私もそれらの情報に本当に助けられています。

例えば私はこのブログをWordpress(ワードプレス)というもので構築しました。Wordpressについて、どこかの学校に通って勉強したことはありません。自身から何か情報を発信したいと思ったわけですが、SNSでは一度に書ける情報量が少なすぎます。そうなればブログなどのサービスを利用して、そこに書いていくのが一番だと思いました。

とはいえ、Webのこと、ブログのこと、Wordpressのこと、何もわからない状態ですから、とにかくネットで調べまくりました。その上で、多くの方がオススメしている書籍などを何冊か購入してみて、実際に手を動かしてWebサイトを構築したりしました。失敗して、データがどこにいったのかわからなくなってヒヤヒヤしたことも多々ありました(笑)

しかし、そのような同じ経験をしている人が必ずいるもので、そういう人がネットで解決法を丁寧に書いてくれています。

失敗して、調べて、解決する。

この繰り返しで何とかブログも形になってきたのです。

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勉強は楽しい

書籍では「好奇心の大切さ」についても言及されています。

例えば資格試験合格のためだけの勉強はつまらないものだと誰もが感じることだと思います。できれば楽しく勉強して合格できたらいいのにな、と思うことでしょう。

プッシュされるような受動的な勉強や極端に効率的な勉強に片寄ることは「楽しさ」とトレードオフの関係になります。つまり楽しくなくなります。

知識が増えれば、好奇心はさらに増す。知りたいことは、加速度的に広がるはずである。そして、さらに勉強したくなる。
(「超」独学法 P.143 より引用)

はじめの一歩を踏み出せば、知識はゼロから1になります。今や、スマホの検索で調べることがその一歩になります。何もいきなり難しいテキストなどを買って最後まで読んで理解する必要はないのです。

教えることによって学ぶ

この書籍の中で一番共感できたことです。

私は簿記が好きです。幸いにも日商簿記1級にも合格することができました。これには「誰かに教える」ことが大きく関係していると思っています。

同じ資格などを勉強をしている者同士でお互いに教え合うことは、自身の知識を確固としたものに変えてくれます。また、相手が理解してくれることは嬉しいことでもあると思います。少なくとも私は自身の説明で相手が理解してくれると、とても嬉しいです。

もし誰かに教えるような機会がなければ、ブログで発信してみることも著者の野口さんは推奨しています。今は誰もが、簡単に、情報の発信源になることができます。もちろん自らが発信するには情報の信ぴょう性にも注意しなければなりません。

しかし、その信ぴょう性を担保するために、さらに調べることになります。それこそがさらなる勉強になるのです。

情報の信頼性

ネット環境により検索のハードルが下がり、情報は過多と言えるほど入手できます。

そこではやはり信頼性・信ぴょう性が問題になります。書籍の中でも述べられていますが、少なくとも複数のサイトを調べることは大切だと思ってます。そして、できるだけ発信元である「一次情報」を探すことだと思います。

情報の発信元・発信者が誰かというのも大事です。例えばブログやサイト運営者のプロフィールやSNSなどの発言をさかのぼって調べてみることも手段のひとつです。

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まとめ

とにかく一歩踏み出して、はじめてしまう。仲間を見つけて、お互いに教え合う。

このことで主体性が生まれ、能動的に勉強ができます。

私は通学にもメリットがあり、それを否定するつもりはありません。しかし、この独学の考えを身につけることで、通学での勉強にも主体性が生まれ、相乗効果があると思っています。

この書籍は勉強をしているすべての人にぜひ読んでもらいたいと思い、今回の記事を書きました。

AI時代の新しい働き方を実現するために最も重要なスキルが、「超」独学法である。経済学、英語、ファイナンス理論、仮想通貨、人工知能など、どんなジャンルも独学できた最先端かつ最強の勉強メソッドを初公開。
(「BOOK」データベースより)