会計人コースWebに記事を寄稿しました!

【書評】世界一楽しい決算書の読み方【会計クイズ】

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みなさん、こんにちは。ひろりんです。

twitterで私も参加している「会計クイズ」
このたび書籍化され、私も早速購入させていただきました!

なんと巻末のスペシャルサンクスに私のハンドルネームも記載していただきました。
すごく嬉しかったです!

ひと言で、超オススメです!

簡単ではありますが、私が実際に読んで感じた点などを交えてレビューさせていただきます。

目次

世界一楽しい決算書の読み方

さて、みなさん、「決算書」と聞いてどんなものを思い浮かべますか?

簿記など会計を勉強されている方はある程度イメージはできると思います。
しかし、決算書の種類を言葉にして言えるでしょうか?

決算書には財務3表という有名なものがあります。

①貸借対照表
②損益計算書
③キャッシュ・フロー計算書

これらは決算書を読み解く上で非常に重要なものであり、この書籍でも頻繁に出てくることになります。

ここで書籍の目次を見てみましょう。

目次

全部で5つのチャプターに分かれています。

Chapter0 introduction:決算書の全体像って?
Chapter1 貸借対照表(B/S)ってどんなもの?
Chapter2 損益計算書(P/L)ってどんなもの?
Chapter3 キャッシュ・フロー計算書(C/S)ってどんなもの?
Chapter4 B/S+P/Lの複合問題に挑め!

まず、Chapter0で決算書の全体像をざっくり知ることができます。
決して飛ばさずに読んでほしいと思います。

そのあと、B/SやP/LやC/Sなどの略語が出てきますが、これは以下の略になります。

①貸借対照表:Balance Sheet
②損益計算書:Profit and Loss Statement
③キャッシュ・フロー計算書:Cash Flow Statement

「ビーエス」や「ピーエル」などと言葉にするとかっこいいのでぜひ覚えておきましょう(笑)

企業事例が豊富

この書籍は会計クイズを土台に書かれています。

会計クイズでは実際の企業の事例をもとにクイズが出題されます。

まさにここが面白いところで、架空の企業の事例などをいくらたくさん挙げていても現実感がないため、そこまで楽しめないと思います。
そしてこの「楽しむ」という感覚が大切であり、楽しみながら決算書を読むレベルが上がっていくのです。

今、決算書を「読む」という表現を使いましたが、これは文字通りに読むことではありません。

決算書を読むということ

以前、フォロワーさんから、こんな話がありました。

簿記1級に合格して、転職した税理士事務所で「ある企業の決算書」を見せられた。
その決算書に関して上司から何か意見を求められたところ、何も答えられなかった。

ハッとしました。

私も簿記1級を勉強して、本当に苦労して、何度も不合格になりやっと合格しました。
しかし、それでも決算書を「読めない」のです。

ここでいう「読む」とは「分析する」こととほぼ同義だとわたしは思っています。

簿記を勉強することは大分類すると決算書を「作る」技術を勉強することです。
ですから決算書を「読む」技術とは違う勉強が必要なのです。

ビジネスモデルを意識する

さきほどこの書籍には企業事例が豊富であると書きました。

具体的には決算書とともに「ビジネスモデル」も豊富であり、様々な業種の事例が記載されています。

みなさんが知っている企業や業種ばかりだと思いますし、イメージもわきやすいと思います。
しかし、その自身が持つイメージと実際の企業の事業を比べてみると、そうではないケースも多々あることがわかります。そして自身が持っていた企業のイメージが、その企業のほんの一面だったこともわかってきます。

そのようなケースもこの書籍からたくさん知ることができるでしょう。

私が企業分析の記事を書いたキッカケ

私はこのブログで企業・財務分析の記事を書いています。

その記事を書くキッカケとなったのが「会計クイズ」への参加でした。

それまで「分析」という作業がものすごくハードルが高いものであるように見えて、なかなか手を出せずにいました。そこに彗星のごとく現れた(笑)、会計クイズを出題する「大手町のランダムウォーカー」さん!

「これはどの業種のB/Sだろう?」「この企業の売上原価はこんなに高いだろうか?」など仮説を立てるのがどんどん楽しくなりました。

それから「分析もそんなに構えずに気楽にやればいいんじゃないの?」と思うようになり、そもそも分析自体に絶対的な正解はないんですよね。決算書は読む人それぞれで、いろんな分析があり、「こんな見方もあるのか!」と勉強にもなります。

まとめ

分析初心者が決算短信や有価証券報告書などを、いきなり読むのは本当にきついですし、難しくて挫折もしやすいです。なにより楽しくないと思います。

そこでこの書籍の出番です。また同時にtwitterでの会計クイズにも参加してみると、さらに分析(読むこと)が楽しくなると思います!

私もランダムウォーカーさんのグラフの作り方を参考にして記事にもアップしています。良ければ読んでいただけると嬉しいです。また、企業分析専用のサイトも作ってしまいました(笑)

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この記事を書いた人

関東在住のアラフォーの男性です。
趣味は読書・企業分析・デジタル勉強法の研究。

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