日商簿記2級から1級へステップアップするときの心構えとは?

日商簿記2級から1級へステップアップするときの心構えとは?

みなさん、こんにちは。ひろりんです。

さて、今日は「日商簿記2級から1級へステップアップするときの心構え」を少し書きたいと思います。

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日商簿記2級と1級のレベル差

これはいろいろなところで話題になりますよね。
日商簿記1級をビルの100階に例えると、2級は何階に相当するか?
このような例えを聞いたことある方も多いのではないでしょうか。

正直なところ、最近は2級の範囲に連結会計が含まれましたし、受験生側の学習負担は確実に増えたと思います。なので、ここ数回の問題を見た限り、私の感覚では、2級は60階くらいかな、と感じました。
最近の2級の試験では、2級としては難易度の高い連結会計の問題が出題されました。

同時に話題になる「全経簿記上級」ですが、これは80階くらいだと感じます。
(あくまで主観です)

簿記ビル
日商簿記1級 100階
全経簿記上級 80階
建設業1級 70階
日商簿記2級 60階
全経簿記1級 40階
日商簿記3級 10階

全経簿記上級の合格体験記は下記の記事をご覧ください。

日商簿記2級に合格したあと、1級の勉強を開始するときの注意点

あなたは日商簿記2級にどのように勉強して合格したでしょうか?

独学ですか?それとも学校に通ってましたか?
どちらにせよ、テキストと問題集を繰り返し、たくさんの問題を解いてきたと思います。

1級もこのような同じ方法でいける、合格できる、と思ったでしょうか?

1級を勉強開始する前に、ほとんどの人が書店で1級テキストを見ると思うのですが、そこでかなり心が折れます。私もそうでした(笑)テキストの量に圧倒され、テキストの用語など、2級とあまりに次元が違う。

私が1級に合格して思うのは、1級に特化したテキストと問題集だけでは合格は難しい、ということです。
もちろん、テキストと問題集のみで合格できる方もいると思います。しかし、それだけでは合格したあとに、ほぼ知識を忘れてしまうのではないでしょうか。

他の資格を勉強してきた方ならわかるかもしれませんが、暗記に頼った勉強はすぐに忘れてしまいます。そうならないためには、まずは俯瞰(ふかん)して、大まかなイメージをつかむことが大事です。

B/S(貸借対照表)の貸方(右側)はあくまで「どこから資金を調達したのか」の調達源泉です。
一方、借方(左側)は「その資金をどのように使っているか」の運用形態です。

私は1級を勉強する前、こんなことも意識していませんでした。こういうざっくりした知識は、なかなか1級テキストでは語られていません。

それらの知識を補うのは、ごくごく簡単な内容の一般書籍だったりします。今はネットでもいろいろ調べられますが、これには情報を選別する力も必要です。やはり確実なのは、信用できる書籍から知識を吸収することです。

ではどんな書籍がいいのでしょうか。

私が実際に読んだ中で、オススメの書籍を紹介してみたいと思います。

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1級の勉強にオススメの書籍

会計のことが面白いほどわかる本 基本の基本編

まずはここから読んでみましょう。
意外と知らないことがたくさん書いてあります。
しかも、これからの1級の学習で必要なこと、知識の土台となることばかり書いてあります。本当にだまされたと思って読んでほしいです。ちなみにSNSで交流のある方も実際に読まれていて内容を絶賛していました。

会計のことが面白いほどわかる本 会計基準の理解編

「基本の基本編」からさらに踏み込んで「キャッシュ・フロー計算書」「税効果会計」「退職給付」「連結会計」など具体的な論点についても書かれています。これらの論点は理解しにくい部分がたくさんあります。わからなければわかるレベルまで落として調べる、理解するのは勉強の王道です。
テキストが難しく、かみくだいて知りたい時もオススメの書籍です。

財務3表一体理解法

旧版と内容が少し違うようですが、財務3表(貸借対照表・損益計算書・キャッシュ・フロー計算書)の流れをつかむには最適な書籍です。連結財務諸表についても書かれています。
また実際に手を動かしながら読むドリルもオススメです。そのための書籍も下記に紹介しています。

ストーリーでわかる財務3表超入門

財務3表一体理解法が少し難しいと感じる方はこちらがオススメです。

財務3表 実践ドリル

こちらは実際に手を動かしながら財務3表の流れを勉強できる書籍です。

ビジネス会計検定3級・2級テキスト

意外ですが、このテキストも財務諸表の仕組みを理解するのに役立ちます。
他の検定試験などから多角的にアプローチして知識を固めるのも、オススメです。

財務会計講義

比較的、固い文章なので、心して読みましょう(笑)辞書的な使い方でも良いと思います。
税理士試験の財務諸表論を勉強するうえでも役立つ書籍で有名です。

財務会計

非常に分厚い書籍です。ただ、具体例が豊富です。これも辞書的な使い方で良いと思います。

特に「会計のことが面白いほどわかる本」は学習初期段階ではかなりオススメします。

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まとめ

知識は2級の土台をしっかり固めつつ、1級ではテキスト以外にも積極的に一般書籍を読むこともオススメです。
無理やり暗記するのではなく、まずは「ざっくりイメージする」

2級の勉強のやり方でそのままいくのではなく、自分で工夫しながら、試行錯誤しながら、知識の定着を図ってみてくださいね。
そうすれば、少し勉強をしない期間があっても、忘れることはありません。
忘れたとしても、すぐに思い出しますよ。

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

ひろりん

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