第193回全経簿記上級の講評からケアレスミスを読み解く

第193回全経簿記上級の講評からケアレスミスを読み解く

第193回の全経簿記上級の講評(採点を終えて)が公表されています。
そこから参考になるケアレスミスについての指摘が多数あったので、ここで共有したいと思います。

全経簿記上級の試験だけではなく、日商簿記、その他多くの試験でも気を付けるべき内容が書かれています。ぜひ参考にして、今後の勉強に役立ててみてくださいね。

全経の公式サイトの規則・出題範囲のタブから見ることができます。

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全経簿記上級の講評からケアレスミスを読み解く

ここからは具体的に講評の文言を抜粋していきたいと思います。
太枠内はすべて講評からの抜粋です。

「除去」を「除却」にしてしまうことは、みなさんも経験があるのではないでしょうか?私も経験があります(笑)間違いやすい漢字を含む勘定科目などは自分なりにまとめておくと良いと思います。

「未収収益」と「未収入金」の例以外にもわずかな違いで全く意味の違う科目になるものがあります。それらも合わせて確認しておきましょう。

これは正誤問題の解答での指摘です。
きちんと解答できていたはずなのに、余計なことまで書いて失点している例ですね。

自己株式の「消却」についてもよく間違えます。「償却」や「消去」ではありません。他の論点の処理と混同しないように勉強の際に工夫しておくと良いと思います。

数字や文字が雑に書かれてしまう要因のひとつは「余裕のなさ」があります。試験は制限時間内に回答することが求められます。勉強中でも時間を制限し、できるだけ丁寧に回答を書くことで数字や文字の読みづらさは軽減できると思います。また、自分以外の誰かに回答した数字や文字がきちんと読み取れるか見てもらうのも有効だと思います。

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問題文の指示を守っていない例ですね。回答する項目に何が求められているのか、わかりにくい場合は線を引いて強調しておくなど工夫しておきましょう。わかっていても、それが回答に書かれていなければ失点してしまいますからね。

「単位」の読み間違えや解答用紙に書く際の転記ミスはよくあります。特に単位に関しては、大問まるまる間違えてしまう危険性があります。問題を解く前と解いたあと、「単位」には本当に気を付けましょう。

講評の最後の文章です。
指示の読み取り不足、文字数字の判別のしにくさ、誤字脱字に関して再度述べられています。それだけ受験生のミスが多いことだと思います。これらは試験当日だけ気を付ければ良いものではありません。日頃の勉強から自分のミスの癖を把握し、対策しておくことが大事です。

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まとめ

全経の講評には毎回、このようにミスの傾向などが詳しく書かれています。なかなか耳に痛い内容ですが、これを糧(かて)にするかしないかで合格できるかできないか、にも深く関わってくると思います。

ケアレスミスに関しては他の記事も書いていますので、良ければ参考にしてくださいね。

ひろりん