みなさん、こんにちは。ひろりんです。
9月も中旬になり、暑さも和らぎ、だいぶ過ごしやすくなってきましたね。
そして、同時に、11月の日商簿記1級の試験へもカウントダウンも徐々に始まります。
試験の申込みも、一部の商工会議所ではすでに始まったようです。
まだ申込みされていない方は、早めに申込期間を調べてくださいね。
それと、申込みをする際の会場選択について、以前に記事を書きました。
良ければご覧ください。
本題に入ります。
11月の日商簿記1級の難易度
次回の試験の難易度はどうなんだろう?
みなさん、気になるのではないでしょうか。
前年の11月の試験、第147回。
この回を受験した方はわかると思いますが、難易度はどうでしたか?
また過去問を解いた方は、解きやすかったでしょうか?
私も問題を見て、一部だけ解いてみました。
「難しすぎる!」
そのひとことです。
その反面、今年6月の試験。第149回。
実際に受験した方から、もしくはネットなどで情報を集めても、比較的解きやすい回だったと意見が一致しています。
もともと実力があった方は、この回でほぼ合格している印象でした。しかも高得点で。
結論からいうと、私は次の試験。第150回の難易度は上がると思っています。
前回149回の反動ということもありえまずが、もうひとつその要因の可能性があると考えています。
それは
日商簿記-1グランプリの開催です。
数年前からこのグランプリは開催されていますが、チーム制で得点を競い合い、順位付けされます。
もしこれが前回の149回に開催されていたら、満点チーム続出で、日商は焦っていたと思います。
私は、順位付けをさせるために、難易度の調整をしてくると思っています。
難しい回でも、上位チームはメンバー全員が90点オーバーを叩き出すこともあります。
1級合格のためだけに純粋に受験している側からみれば、これが要因で難易度が上がるとしたら、たまったものではないですが、それを嘆いても始まりません。
それならば、戦略を考えておきましょう。
難易度が高い、難しい回の鉄則は
「基本的な問題を落とさないこと」
「難しすぎる問題を捨てる勇気を持つ」
比較的簡単な回でも、基本的な問題を落とすことは致命傷になります。
しかし、簡単な回では、難しすぎる問題はほとんどないはずなので、全部解くことが前提になります。
逆に、難しい回の場合はどうでしょうか。
基本的な問題を落とさないのは大前提ですが、難しすぎる問題は捨てることができます。
理由は受験生のほとんどが解けないため、その問題の箇所に配点される可能性が低いからです。
上位10%前後が合格する、相対評価の試験ですから、当たり前のことですよね。
そうであれば、早々に難しすぎる問題に見切りをつけて、基本的な問題に集中して解くことができます。
時間的にも、気持ち的にも、難しい回のほうが余裕が生まれるはずなんです。
まとめ
難しい回でも尻込みすることはありません。
問題の取捨選択をして、基本的な問題だけを確実に正解まで導く。
これを普段の演習でも意識してみてくださいね。
今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
ひろりん
コメント