平成30年度・秋のITサービスマネージャ試験、受験してきました。
ITサービスマネージャ受験体験記
試験会場は?
東京会場で「関東第一高等学校」が試験会場でした。
申込期間ギリギリに受験料を払込しましたが、この試験ばかりは本当にどこが試験会場になるか、さっぱりわかりません。早く申し込めば、自宅の住所の近くになるかと思いきや、以前はそうでもなかったですし。もうランダムで試験会場が選ばれてるとしか。。
会場までは、総武線の新小岩駅から徒歩で約15分でした。
途中にいくつかコンビニもありました。しかし、昼食などは地元で用意して行くのが安心でしょうね。私はいつもそうしています。会場近くのコンビニは売り切れで何も買えないとか、こんなことで不安になりたくないですからね(笑)
会場は土足OKでした。エレベーターも付いていて、教室も40人くらい収容できる一般的な教室で、きれいでしたね。机上も変な穴とか傷とかもなく、室温も快適でした。
受験生は1/3くらいは欠席していたような。。途中からいなくなる方もいたようですが。
試験問題は?
情報処理推進機構(以下、IPA)のサイトにて試験問題が公開されています。
公式解答も公開されています。
以下は私の所感になります。
午前1
2年前にITストラテジスト試験に合格していたので、免除申請しました。
午前2
過去問からの流用が多いものの、それらの問題をすべてパーフェクトで正解したとしても6割強の得点で、ミスすると合格点の6割には若干届かないかも?そのため、これまでの自分の知識から回答を絞り出す必要もあります。それでも過去問の流用問題を正解させて、2,3問を上乗せすれば合格点には届くのではないでしょうか。
午後1(記述式)
ここからが試験本番です。合計3題が出題され、2題を選択して回答します。
問2が「リリース及び展開管理」
問3が「サービスデスク」
問1が好きなテーマだったものの、設問を読むと計算問題が含まれてる雰囲気ありで躊躇しました。
しかし、問2の問題文を読んでみると、さらにわからない単語が出てきていてさっぱりわからないので、この時点で問2は除外。となると、残った問3を選ぶことになり、結果的に「問1」と「問3」を選択しました。
ここでBCP関連の問題が出てしまったことで、次の午後2(論述式)ではBCP関連は出ないのでないか?と予想しました。そのため、論述のために用意していたBCP以外のネタを午後2の前の休憩時間に確認しようと思いました。
記述式で部分点もあるので、合格発表までなんとも言えませんね。
午後2(論述式)
試験前に論述ネタを頭でシミュレーションしていましたが、実際の問題を見てみてビックリ!事前に準備した論文がかすりもしていません(笑)
問2が「ITサービスの運用チームにおける改善の取組みについて」
問1はAI関連?で全く論文の骨子が思いつかず断念しました。
問2は運用チームの改善というテーマで、なにやらプロジェクトマネージャ試験みたいな問題でした。
問2を選択し、以下の想定をしてみました。箇条書きにしてみます。
- A社は自動車部品メーカーであり、本社・工場・営業所がある。
- 情報システム部にて基幹システム(財務会計・生産管理・販売管理)の運用している。
- 運用チームはベテラン社員・中堅社員・新人で構成されている。
- スキル不足で、インシデント・故障対応に遅れが生じている。
- インシデント対応の実地訓練を行う。
- 生産管理システムはレガシーシステムで、ベテラン社員以外の対応が難しい。
- 販売管理システムは新システムであり、運用チーム全員のスキル向上が必要である。
- 新人のエスカレーション率が高いので、新人のスキル向上をチーム全体で支える。
- 中堅社員がベテラン社員のノウハウをマニュアル化することで中堅社員のスキル向上がのぞめる。
- また、それを中堅社員が新人へ伝えることで、新人のスキルが向上し、結果的に運用チームに連帯感が生まれる。
- ベテラン社員はまだ「頭」の中に知識を隠したがる傾向がある。
確か、こんなことを論文に含めたと思います。しかし、あまり自信はないですね。
まとめ
午前2は突破できそうですが、午後1(記述式)と午後2(論述式)は自己採点がほぼできないため、合格発表までさっぱり予想できません。
ただ、ITサービスマネージャの勉強は、他者との折衝など、いろいろな仕事に使えるようなことが勉強できたと思います。合否に関わらず、またこちらのブログでも報告したいと思います。
合格発表は12月です。
ひろりん
結果は「不合格」でした(笑)
反面教師として下記の記事を参考にしてください。
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