元号が「令和(れいわ)」に決まりました。
元号が切り替わるタイミングはゴールデンウイークですね。
そして今回のゴールデンウイークは最長で10連休になると思います。今から楽しみにしている方も多いのではないでしょうか。
しかし、試験合格を目指す社会人にとって長期の休みはまたとない「まとまって勉強できる」チャンスです。その計画の立て方を書きたいと思います。
ゴールデンウイークの計画の立て方
勉強できる時間を計算する
まずは勉強できる時間を計算しなければ計画の立てようがありません。
1日24時間×10日間=240時間 すべてを勉強時間にあてることはできません。これは工業簿記をやっている方はわかるかもしれませんが、240時間というのはフル操業状態で、なおかつメンテナンスや故障する可能性も考慮していないのと同じことです。
睡眠時間、家事の時間、家族サービスの時間など必要な時間をあらかじめ控除しておきましょう。
何を最優先するか
例えば、1日5時間を勉強できることになったとします。
となれば10日間で50時間は勉強時間として確保することができますよね。しかし、その50時間をただやみくもに勉強していたのではもったいないです。50時間勉強できることが目標ではありません。やはり自身の得意・不得意な論点をバランスよく計画に組み込むことが大事だと思います。
これまでの勉強で自身の得意・不得意な論点は把握できていると思います。もしまだなんとなく把握している方は、ぜひそこを明らかにしてみてください。得意・不得意な論点を仕分けすることは自分にしかできません。
6月の日商簿記検定をターゲットにするのであれば、ゴールデンウイークの段階では不得意な論点をまだあきらめる時期ではありません。私なら不得意な論点を少しでも減らす努力をします。
ミスの分析
これまでたくさんの問題を解いてきたと思います。
その中でたくさんのミスもしてきたでしょう。そして、そのミスについてしっかり記録に残してきましたか?おそらくなんとなく見過ごしてきた方が多いのではないでしょうか。
「得意な論点」こそミスの分析が大事です。
試験でギリギリで不合格になる時は、普段ではありえないミスをしているケースが多くあります。私もたくさん経験があります。だからこそミス分析の大事さがわかります。
今後はミスをした場合はしっかり記録に残して、分析をしてみてください。そのあとは具体的な対策を考えてみましょう。
これについては別記事で詳しく書きました。それも合わせて読んでいただくとわかりやすいと思います。
(一部、簿記1級向けの内容もありますが、それ以外の級でも役立つと思います)
まとめ
まずはゴールデンウイーク中に勉強に確保できる時間を計算することです。
現段階では、不得意な論点を理解できるレベルまで到達することはまだまだ十分に可能です。そして得意な論点はミス分析と対策が今後とても大事になってくると思います。
ひろりん
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