みなさん、こんにちは。ひろりんです。
先日、公認会計士の論文試験が行われました。
その試験問題は公開されていますが、みなさんは見たことがあるでしょうか?
まずは先月末に行われた最新の論文試験を見てみましょう。
簿記に興味がある方が多いと思うので、とりあえず「会計学」の科目を見るのがよいと思います。
論点的には「連産品」や「活動基準原価計算」が見て取れます。
そして「株主資本等変動計算書」、「キャッシュ・フロー計算書」、「連結会計」と論点が続きます。
「なぜ公認会計士の問題を見るのか?」というと個人的にはそこにトレンドが隠されてると思っています。
私も近年の日商簿記、全経簿記などを実際に受験したり、本試験の問題を請求してみたりしました。
すると、なぜか「連産品」や「活動基準原価計算」の出題が多いように思います。
特に「活動基準原価計算」に代表される戦略的原価計算といわれる分野。
日商簿記1級でも最後のほうに学習する論点であり、他の論点と比較し、学習ウエイトは低く考えがちです。
余談ですが、こちらの書籍は最近出版されたもので「活動基準原価計算」について書かれています。
少し読んだところ、読みやすく面白そうでした。
林さんはこの他にも会計系の著書が何冊かあり、どれも読みやすいです。
総合原価計算は役に立たない―。経営に使える原価計算はABCだけ!伝統的な総合原価計算の理論と欠陥とともに、会計のプロが35年超の経験から築き上げた、ABCの考え方と導入時のノウハウを、わかりやすく大公開!
活動基準原価計算から、さらに脱線しますが、余裕があればこの書籍も読みやすく面白いです。
バブル経済に踊らされ、不良資産の山を築いた経営者は何をしていたのか。儲けとは、値決めとは、お金とは、実は何なのか。身近なたとえ話からキャッシュベース、採算向上、透明な経営など七つの原則を説き明かす。ゼロから経営の原理と会計を学んだ著者の会心作。
もちろん公認会計士の試験は非常に難しいです。
しかし、本試験の問題を見るだけなら、さほど労力はかかりません。無理に問題を解く必要はありません。
また、将来、公認会計士の試験を受験する予定であれば、このタイミングでレベルを知るのは大いに有意義なことです。
秋の日商簿記1級の試験まで、あと2ヵ月です。
違った視点から合格への戦略を考えてみるのも楽しいと思います。
ひろりん
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