税理士試験 簿財 受験体験記

税理士試験 簿財 受験体験記

みなさん、こんにちは。ひろりんです。

さて今日は「税理士試験」の受験体験記を書こうと思います。
ただし、簿記論と財務諸表論しか受験していないので、2科目限定になります。

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税理士試験 簿財 受験体験記

税理士試験についての詳細な制度についてはここでは割愛します。
右記の国税庁のサイトをご覧ください。→ 税理士試験情報(国税庁のサイト)

まず税理士試験には受験資格が必要です。

私の場合は、大卒ですが、出身学部は文学部だったので、受験資格があるのか微妙でした。今となっては日商簿記1級と全経簿記上級を取得したので、それで受験資格として認められますが、それ以前の段階では個人で判断できませんでした。実際に願書を出して、そのあとに「受験資格ありません」なんて言われたら悲しすぎますからね。

なので、まずは大学時代に履修した科目の精査です。
経済系の科目を履修していれば、受験資格として認められるため、探しました。すると、1年次に「経済学概論」という2単位の科目を履修していました。思わずガッツポーズです(笑)

念のため、国税庁に問い合わせをします。科目に「経済」という名称が含まれているので、おそらく大丈夫でしょう、との回答でした。まあ、「おそらく」というのが若干引っかかりましたが。その後に願書を提出したところ、無事に受験票も郵送されてきたので、大丈夫だったのでしょう。ホッとしました。。少しでも不安な方は国税庁にまずは問い合わせしましょう。

受験記録

受験回 簿記論 財務諸表論
第64回
(平成26年度)
D判定 D判定
第66回
(平成28年度)
A判定 受験せず

日商簿記1級の初期と同じく、税理士試験も独学でした。

使用したテキスト

  • TAC「簿記論 個別問題の解き方」(日商簿記1級でもオススメです)
  • TAC「簿記論 総合問題の解き方」(日商簿記1級でもオススメです)
  • TAC「簿記論 個別計算問題集」
  • TAC「簿記論 総合計算問題集 基礎編」「財務諸表論 総合計算問題集 基礎編」
  • TAC「簿記論 総合計算問題集 応用編」「財務諸表論 総合計算問題集 応用編」
  • TAC「簿記論 完全無欠の総まとめ」「財務諸表論 完全無欠の総まとめ」
  • TAC「日商簿記1級 簿記の教科書」
  • ネットスクール「ラストスパート模試」
  • 中央経済社「過去問題集」
  • 中央経済社「直前予想問題集」
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第64回 初受験

第64回の初受験は完全に記念受験でした。

試験会場は千葉県の幕張メッセ。簿記論は初日の一番最初の科目です。例年8月開催のため、真夏の試験になります。会場は巨大なホールで、おそらく受験生を2,000人くらい収容していたんじゃないでしょうか。長机にパイプ椅子。今までの試験と明らかに雰囲気が違います。試験会場はもちろんですが、受験生の本気度合いというか、そのプレッシャーだけで負けそうになりました。さすが、難関の国家試験です。

簿記論に関しては問題冊子が確か25ページ程度あったと思います。
終わってみれば、かなりの最難回だったようで、2時間で取捨選択で解くにしても、かなり焦った記憶があります。

財務諸表論に関しては理論暗記が間に合わず、計算問題だけ解いた記憶があります。税理士試験の税法科目は条文をベタ暗記(そのまま暗記して回答する)することが常識になっています。財務諸表論はそこまでではないにしても、やはり暗記することが求められていると思います。そこで初めてスタートラインに立てるように感じました。

結果は約4ヵ月後の12月に判明します。長いですよね(笑)両科目とも、最低のD判定で不合格でした。ちなみに不合格にはA~Dのランクがあります。A判定が合格まであと数点という感じです。

第66回 2回目の受験

前年の第65回の受験は見送りました。受けるまでの実力がまだまだ足りないと感じていたからです。
そして満を持しての第66回、2回目の受験です。簿記論だけに絞りました。この頃は日商簿記1級の勉強も並行していたので、だいぶ実力も上がってきた感じがしていました。

会場は東京の一橋大学。会場は2年前の会場と打って変わって、50人ほど収容できる小さな教室でした。ただし、そこでも明らかに他の資格試験と雰囲気が違います。2年前に感じたプレッシャーと同じです。

実際の試験内容ですが、やけに「仕訳」を書かせる問題が多いな、という印象でした。そのため、時間との闘いでもあるので、長い勘定科目を書くのがかなり疲れました(笑)
終わってみると難しかったものの「そこそこできたかな。ただ、これでも無理だろう。」と感じました。結果は良くてB判定だろうな、と思っていました。

ですが、12月の結果通知をみて、びっくり。なんとA判定でした。あと数点まで迫っていたんです。それを見て、その後の日商簿記1級への勉強意欲も上がったのを今でも覚えています。

その後

その後になぜ税理士試験を受けないことにしたのか。

仮に簿記論に合格できたとしても、その次に財務諸表論、さらにその先には税法が待ち受けてるわけです。
経理経験なし、まして会計事務所などの経験もないですし、奇跡的に合格までたどり着けても、そこから税理士登録まで、私自身のキャリアが描けなかったのです。税理士登録にも実務経験が必要ですからね。
自身の年齢もあるので、簿記関連の資格については、日商簿記1級まで取れれば十分と考えることにしました。

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まとめ

税理士試験はかなりハードな試験です。5科目合格して税理士登録までいければ奇跡に近いと思います。

簿記論と財務諸表論をクリアしたあとには、さらに税法が待ち受けています。ここまでくると、簿財をクリアした精鋭ばかりなので、科目自体の難易度ばかりではなく、周りの受験生のレベルもグッと上がります。
これから受験を考える場合は、そのあたりも考えておく必要があります。

そして最後になりますが、日商簿記2級から税理士試験に突入するのは本当にきついです。
やはり、日商簿記1級を勉強して土台を固めた上で、税理士試験に突入したほうがすんなりいきます。工業簿記や原価計算が邪魔、というかもしれません。しかし逆に考えれば、ここを勉強していれば税理士になったあともアドバンテージになります。その意味でも日商簿記1級を勉強しておく意義はあると確信しています。

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

ひろりん