日商簿記試験を受験された方、試験後の自己採点とミスの分析は終わりましたか?
終わってなければ、すぐにやってみてください。
今回の記事の対象読者
ミス分析の大切さ
試験後に自己採点をしてみて「合格点まで〇点足りなかった~まだまだ勉強が足りないな~」なんて思うことは誰にでもあると思います。
勉強が足りていないのは事実あると思います。
「今回の問題は難しかったから、普段から、もっと難しい問題も解いていかないと合格できない」
そう思って、実行する前に少し待ってください。
自己採点して、間違えた箇所は複数あると思います。それらをまずは分類してみてください。
②勉強済だけど、試験問題の前でド忘れしてしまった
③単なるケアレスミス
①理解不足に起因するミス
このミスは勉強して克服するしかないです。試験でも間違えて当然です。
言うなれば「必然的なミス」です。
勉強しましょう!
②ド忘れに起因するミス
やった記憶はあるけど、解答方法を忘れてしまった。
具体的には、解説を見れば「あ~、この問題は演習でも解いたし、ド忘れしてなければできたな~」という問題のミスです。
このミスをした論点については、重点的に繰り返し勉強しましょう。また解答手順のどこをド忘れしたのか、きちんと分析しましょう。
例えば減価償却の方法に「200%定率法」があります。
適用する償却率を決定するためには、いくつかのステップがあります。保証率を使うタイミングをド忘れした・耐用年数から200%定率法の償却率を算定する方法をド忘れしたなど、どのステップなのかを明確にしてみましょう。
③単なるケアレスミス
解答する「単位」を間違えた・0(ゼロ)を少なく書いてしまった・下書きからの転記を間違えたなど。
一番対策をするべきはこのミスです。
ケアレスミスという名前がそもそも気楽に考えがちです。しかしこれがいけません。
自己採点をして、ケアレスミスした箇所の配点を集計してみてください。もしかしたら、ケアレスミスがなければ合格点に達していた、合格できていたかもしれません。
となれば知識の土台はしっかりできているわけです。難しい問題にこれから手を出す必要はありません。
徹底的にケアレスミス対策をすれば、すぐにでも合格できるはずです。合格できる実力はあるんです。自信を持つべきです。
ケアレスミスの対策については別途記事にしているので、参考にしてくださいね。
まとめ
自己採点をしてミスを分析・分類する。
そしてそれらのミスがなかったら合格していたのか、配点などをチェックする。
ケアレスミスがなければ合格していたのなら、知識の土台はあるので自信を持つ。今後は徹底的にケアレスミス対策をしましょう!
ひろりん
コメント