みなさん、こんにちは。ひろりんです。
今日は「ITパスポート」の話です。
皆さん、ITパスポートという国家資格はご存知ですか?
以前、私は一度受験しようとしてあきらめてしまったことがあります。書店に行き、テキストを立ち読みして、そっと閉じてしまいました(笑)
これは日本語なのか?こんな難しそうな内容が初級レベルなの?
こんな感情を持ちました。
しかし、今やネットが普及し、ITの知識もそれなりにないとトラブルに巻き込まれる可能性があります。そしてパソコンやスマホに対して、どんなセキュリティ対策をすればいいのかよくわからない。いつかウイルスなどに引っかかりそうかも、と思う方もいるのではないでしょうか。
そんなことを考えると「これは今後身につけないといけない知識だな」と思い始めました。
ITパスポートってどんな資格?
まずは、情報処理推進機構から「対象者像」を抜粋してみます。
職業人が共通に備えておくべき情報技術に関する基礎的な知識をもち、情報技術に携わる業務に就くか、担当業務に対して情報技術を活用していこうとする者
「職業人」という記載がありますが、私は「ITに係るすべての人」と読み替えてもいいと思っています。
なぜ「ITに係るすべての人」なのか?
それぐらい身につけるべき最低限の知識だと私は勉強してみて感じました。
そして情報処理推進機構でも他の情報処理試験と区別して、ITパスポートだけのサイトを公開しています。
力の入れ具合が他の資格と違う、ということですね。
資格の勉強というのは、合格するのが目標であるのは当然です。
しかし、「体系的に」勉強ができる良い機会でもあります。
ITの知識といっても何から勉強すればいいの?そのスタート時点から、わからない人も多いのではないのでしょうか。体系的に学べ、また網羅性がある資格のテキストはすごく便利です。
ではテキストは何がいいの?
私が使用したテキストは以下のものです。
栢木先生のITパスポート教室
イメージ&クレバー方式でよくわかる栢木先生のITパスポート教室(平成31/01年)
テキストの最初のほうはテクノロジ系で難しい論点もあります。
なんだかよくわからない場合は、テキストの後半、例えばストラテジ系から攻めてみる(勉強する)のもオススメです。
馴染みのあるストラテジ系はさくっと終わらせる。そのあと、テクノロジ系をじっくりやる。どんな勉強でも自分が馴染みのある分野から勉強することで、その資格の勉強へのハードルを下げてくれます。
自分の理解のしやすい論点・しにくい論点の見極め、論点の強弱、メリハリをつけて勉強しましょう。
ITパスポート試験ドットコム
また、ネットでは下記のようなすばらしいサイトがあります。
無料でいろいろな問題が解けるので、是非、利用してみてくださいね。
勉強法としては、テキストと上記サイトを利用すれば十分だと思います。
どこで試験を受けられるのか?
この試験はいつでも受験できます。
CBT試験といって、コンピューターを利用した試験です。
とはいえ、自宅では受験できません。
全国各地に受験会場があるので、サイトで検索してみてくださいね。
結果は試験後すぐに判明します。
合格証書は後日届きますが、自身の得点については判明するため、合格点に届いているかわかる仕組みになっています。
ただ、ここで注意点があります。
いつでも受験できる、ということは「自分で試験日を決める」ということです。
この決断がなかなかできない人がいるかもしれません。
最近忙しいし、試験日程をあともう少し後ろにずらそう。
簡単そうだし、いつでも取れるよね。
このあたりが頭に浮かんできたら要注意です。
そうならないために、勉強を開始したなら、早い段階で試験日を決めて、申し込んでしまいましょう。
実際にテキストを読み進めていくと、どのくらいで知識が定着しそうか見えてくると思います。
まとめ
この試験は決して難しい試験ではありません。難易度は低いと思います。
多くの人が敬遠するのは、最初の段階で難しいと思ってしまうからだと思います。そこをなんとか乗り越えましょう。大丈夫。テキストを読んで、問題を解いて勉強すれば必ず合格できます。
オススメするのは、合格したあとも使える知識となるように、理解するように勉強することです。
私の場合は、このITパスポートを勉強し、この分野が面白くなり、その後に応用情報技術者を受験し合格。
さらにITストラテジストまで同じ年に合格できてしまいました。ITパスポートは勉強して無駄になる知識ではありません。ITのことがほとんどわからない、という人はまずはここから始めてみてもよいのではないでしょうか。
今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
ひろりん
(ITパスポート試験の内容の改訂が予定されています)
コメント